作って遊ぼうで5歳児たちとTシャツを染める予定でしたが、ほとんど出来上がっていたので、子ども達がどんな遊びをしているのか見にいきました。そこでは何人かの子が白い紙飛行機を作っていたので「この紙飛行機に色を塗ってみない?自分だけの飛行機になるよ」と声をかけると「本当、やりたい、やりたい」とすぐに興味を持ってくれました。
それからホールの絵の具の用意をして待つと、ほぼクラス全員の子どもたちが来て、次々と自由に色を塗り、個性あふれる紙飛行機を作っていきました。子どもたちはものを作るおもしろさに目覚めたようで、一つ作るともっと作りたいと言ってどんどん自分のアイデアを形にし、色を塗る遊びからしっぽをつけたり、羽根に切り込みを入れて小さな翼を作ったり、翼の後ろを丸く切ったりしながら世界に一つだけの紙飛行機を次々と生み出していきました。40分近く遊んだ後「は〜い、プールの順番が来ましたよ」と担任が声をかけると「えっ〜!」と残念そうに声を上げたので「このまま作っていたい人?」と聞くとほぼ全員がその場に残りました。
プールよりも創造する表現遊びの方が楽しいと感じている子どもの姿を見て嬉しくなりました。