7月30日諏訪保育園と松枝保育園にて桑の実幼稚園、上壱分方小学校の先生方が午前中保育体験をし、午後には諏訪保育園にて保幼小連携会議を行いました。園によっては保育内容の違いが就学してからの子ども達の戸惑いになたないよう、幼児教育で育って欲しい子どもの未来像について議論をいました。それぞれの園の保育内容が一つになることはないと思いますが、小学校へ就学する前に考えている幼児期の願いについては擦り合わせが可能だと思います。小学校の先生からは園による違いはあってもそれぞれの園で学んできたことの違いが学校文化を豊かにするというお話はこれからの保幼小連携に対して大きなヒントをもらうことができました。

諏訪保育園を見学していただいた幼稚園や小学校の先生から子ども達の印象として、初めての人を気持ちよく受け入れる素地ができているというコメントをいただきました。それは人懐っこさであったり、すぐに話しかけたりしてくる子どもたちが多いという印象があったようです。このような子ども達の醸し出す雰囲気は子ども同士の関係の中でも「受け入れてもらっている」という印象を与えるため、仲良く遊ぶという人間関係ともつながっていきます。これが「人が好き」が育つ保育につながっていると考えると嬉しくなります。新入の子どもが入園した時や、お誕生日会をする時などにこの「受け入れてくれる雰囲気」はとてもよく感じます。

こうした感情の育ちこそ就学前に育てておきたい姿の一つになると思いますが、そのスタートは0歳児からです。