今月16日は5歳児の親子遠足で高尾の森自然学校へいきます。子どもたちには4月の2週目にはその予定を話していたので、そこからどんな遠足にするのかを、ほぼ毎日のように考え、試すという遊びを繰り返しています。宝探しも現地で保護者を巻き込んでどんなことをして遊ぶかという子どもたちの案でした。そんな中、現地でのルールやどんな持ち物が必要かということも話し合うようになり、出てきたのが「おかしはひつよう?」という意見でした。結果はその子の意見を尊重することでおさまりましたが、いろいろなことを考える機会になりました。さらに家庭でも一緒に考えてもらう機会を作ったことで「遠足のおやつは当たり前」と思っていた大人の方が驚いたようです。子どもたちは私たちが当たり前と思っていることでもその理由を哲学的にとても深く考えていることがたくさんあります。そうした視点で生活するので乳幼児期には多くの学びができるのも子どもたちが探索しながら思いもよらないことをしたり、「なんで?」の質問をしたりする時には、一緒に考えることが大切だと感じます。