雨で延期になっていたお芋掘り。そのため計画通りに進まなくなった分、より一層クラス単位の活動になっていました。つまり、あまり時間に縛られず、子どもの年齢に合わせ、クラスごとにのんびりしたお芋掘りになりました。そのため掘りながら困っている子どもを発見すると、そばに行って掘ったり、年齢の低い子は無理だと思うと大きい子にお願いして掘ってもらったりしていました。さらには子どもならでは「大きなカブ」のような助け合いごっこが始まりました。例年と違いなんでこんなに面白いさつまいも掘りになったのか、色々と考えているうちに、ひらめきました。それは予定が大まかになり、のんびりした時間の中に子ども達がお芋掘りを楽しめたので、周囲に関心を持ちながら色々と気づく時間がたくさんあったからだと思いました。子ども達はいつも楽しいことを探していますが、心が開放されてのびのび遊べたさつまいも掘りだったのではないかと感じました。遊びにもゆとりが大切でたっぷり遊ぶということはこうした子ども達の心を揺さぶる時間を保障することだと思いました。