7月29日(火)保幼小連携の日で上壱分方小学校の先生2名と桑の実幼稚園の先生2名が来園し、午前中、さくら、ゆり、すみれ、すずらん組に入って保育観察をしてもらい、情報交換をしました。これはお互いの違いを確認しながら保育の内容を振り返ったり、学校に入る前にどのような環境で学んでいるのかを共有し、子どもたちの安心感を高める機会になるよう毎年行っている保幼小連携です。
子どもたちの中には学校の先生ということで緊張している子もいましたが少し経つと先生の柔らかさに安心して子どもたちもすぐに先生に慣れ、かくれんぼをしていました。幼稚園の先生方は子どもとの関係づくりに慣れているので、すぐに打ち解けて遊んでくれました。その後、保育を見てもらっての感想や幼児教育が学校教育にどのようにつながっているのかなどの連携について話し合うことができました。
園でのお店やさん(お祭り)ごっこではスマホのバーコード決済に変わっていっていますと話をすると、学校の算数でも今までは「十円玉10枚」で子どもに通じていましたが電子決済が進んだことで子どもに通じにくくなってきていると話していました。また、生活の変化により学校の学習内容と生活との結びつきが弱くなっているとも話していました。便利な社会になってスマホなどで遊んでいますが、子どもたちの生活体験を豊かにしていくことが学校での学習にもつながっていることを共有しました。